2018
08/08

桐生市 NPO法人キッズバレイ代表理事 星野麻実さん

桐生市のNPO法人「キッズバレイ」は、若者・子育て世代の仕事とくらしを支援して、地域経済を活性化することを目的に小学生向けの体験プログラムや、働くお母さん同士の交流の場を提供するイベント、コワーキング&コミュニティスペース「cocotomo」の運営など様々な活動を展開しています。


代表理事である星野さんは桐生生まれ。広い世界に飛び出したかった星野さん、進学を契機に東京へ居を移し、大学卒業後も都内の民間企業へ就職しました。その後、自分のやりたいことを模索する中で退職、「キャリア教育コーディネーター」の存在を知り、資格を取って都内のキャリア教育関連企業に就職しました。


多忙ながら充実した仕事の傍ら、スキルアップを図るため通っていたビジネススクールの課題として特定地域の活性化に取り組むことになった時、浮かんだのが、学生時代よりもちょっと元気がなくなってしまったふるさと桐生のこと。


東京での生活は刺激に満ち、出会いにも恵まれ充実していました。でも、この先桐生がどんな風に変わっていってしまのか、それを外側だけでしか見守れないのはなんだか悔しい-桐生を一端離れたからこそ、桐生をもっと知りたい、盛り上げていきたい、という気持ちが生まれたのかもしれません。


新たに桐生で活動していく中で、キッズバレイの立ち上げに関わり、事務局長として当初は東京を軸足に桐生へ週1回通う生活を始め、徐々に重点を桐生に移し、現在は桐生で暮らしています。


学生時代は桐生にはなにもない、と感じていた星野さんですが、キッズバレイというフィールドを得て、桐生のさまざまな魅力にあらためて気づくことがたくさんあったそうです。人も文化も揃っている地域資源が豊富な地域。町のサイズが大きすぎない分、活動を進めていくほどに知り合いが増え、それがいい循環を生んでいくこと。活動のフィードバックがダイレクトに感じられるのもやりがいにつながります。


今後の予定としては、人づくりを通じて地域活性化をすすめているキッズバレイのほか、より直接的な地域経済の活性化を図るため通信販売を取り扱う会社を立ち上げるプランがあるそう。いつかは、国際貢献の活動にも関わりたい。星野さんにはこの先のさまざまな目標がはっきりと見えているようです。


これまで、いくつもの転機を迎えてきた星野さんですが、そのたびに大きな力になったのはやはり「人との出会い」だそう。自分自身が行きたい方向さえはっきりわかっていれば、その場所にキーパーソンとなる人が必ず手を差し伸べてくれていたとのこと。そして今は、星野さん自身が子どもたちとまちや大人、地域をつなぐ橋渡し役を担っているのです。桐生のまちとともに生きる星野さんの活動、これからも楽しみです。


NPO法人キッズバレイ  


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