2018
05/29

高山村 雑貨セレクトショップ・イベントスペース「蛙トープ」 飯塚和子さん・咲季さん

「蛙トープ」は、布小物・手織り・陶磁器・木工・金工など、作家さんの作品等を扱う雑貨のセレクトショップがあるほか、刺し子教室やワークショップ、様々なイベントなどを実施しています。高山村にあるこのお店は元々、ご主人のご実家。家族みんなで改装して、現在のお店が完成しました。


お店を始める前は「ものづくり」が好きな主婦だった和子さん。「群馬の森クラフトフェア」などに出展していました。お客さんが「素敵ね」と言って作品を買ってくれる喜びを感じたこと、また、家族みんなが「ものづくり」が好きだったということがきっかけとなり、お店を始めました。クラフトフェアで出会った人たちとは今でも交流があり、お店にも彼らの作品を多く置いているそうです。お店のコンセプトは、「つくる暮らし 共にある風景」。人の根本であり、特別なことではない、日常の「ものづくり」と、高山村にある豊かな風景を大切にしたい、という想いが込められています。


ショップに置いてある商品は、作家さんの作品のほかに、「蛙トープ」のオリジナル商品もあります。オリジナル商品は、「手織りもの」、「刺し子」、「手編みの靴下」です。「手織りもの」は、和子さんが作っている手織りのマフラーやストールです。「刺し子」は、娘の咲季さん作。咲季さんは刺し子教室も行っていますが、やりがいを感じるのは、「生徒の思いの変化」がわかったとき。最初は教える側と教えられる側という立場の咲季さんと生徒さん。しかし、受け取る側である生徒さんが、刺し子を学んでいくうちに「自分が作った作品を出展してみたい」と言い出すなど、「受け取る側」から「与える側」に変わっていくのを見るとき、「生徒さんの生活のエネルギーになっている気がして嬉しいんです。」と話してくれました。「手編みの靴下」は、「物を最後まで大切にしたい」という想いの強かったご主人のお母様が、生前、セーターをほどいた毛糸や残り毛糸で編んでいたもの。その想いを受け継ぎ、ご主人のお姉様が今も作り続けているそうです。この靴下、温かいだけでなく、見た目もカラフルでとってもキュート。G子も思わずほしくなってしまいました(^^)和子さんは、ショップに足を運んでくれる、会ったことのない人たちとの出会いが嬉しいし、そこにやりがいを感じているそうです。


 今来てくださるお客さんの多くが、「ものづくり」が好きな人。でも、もっと「地元の人」に来てほしい、と感じているそうです。とてもオシャレな雰囲気だからこそ、気軽に足を運ぶには少しハードルが高いイメージがあるのかもしれません。


「地元のおじいちゃん・おばあちゃんが、割烹着のまま来られるような場所になってほしい」、「”俺が、私が手伝ってやったんだよ、教えてやったんだよ”と、”自分ごと”として捉えてもらえる場所になってほしい」、そんな思いを胸に、今日も「蛙トープ」はたくさんの人たちを出迎えます。


■蛙トープHP:https://kaeru-top.wixsite.com/kaeru


 


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